こんにちは！

ぽっぽ薬局です。

今月も『手軽にできる薬膳のお話』をお送りします。

立春を過ぎたとは言え、まだまだ寒い日が続きます。

薬膳のお話が皆さんの健康の参考になれば幸いです。

では、行ってみましょう！！

2月4日に立春を迎え暦の上では春が始まりました。まだまだ寒さはありますが、花の蕾がふくらみはじめだんだんと温かい季節への移ろいを感じることでしょう。

1月に迎えた寒の時期が明けましたが、まだまだ寒さを感じる2月。体のリズムが春へと切り替わり冬に蓄えられたエネルギーを発散させるため、毛穴が少しずつ開き始めます。同時に溜まった老廃物の代謝も活発になるので肝臓の働きが活発になります。花粉症などアレルギー反応も現れてくるので、早めのケアを心掛けましょう。

そこで2月は、体を温めつつ肝臓の働きを助ける食材を多めに摂るようにしましょう。
今月のおすすめ食材は、ねぎ、菜の花、春菊、大根、みかん、蓮根、水菜、きゃべつ、えのき茸、ブロッコリー、カリフラワーなど旬の野菜。いわし、ぶり、さわら、さけ、たら、いか、牡蠣、帆立貝、のり、若布など海の幸。卵や乳製品、蜂蜜も摂りたいですね。。
おすすめの生薬は、よもぎ、シナモン、金柑、胡麻、小豆、蒲公英、クコの実など。
それでは、身近な食材を上手に取り入れ、健康な毎日をお過ごしくださいね。

おすすめメニュー
菜の花の胡麻和え、草餅（よもぎ餅）、えのきバター、石狩鍋、季節具材の味噌汁など

＜執筆協力＞

前橋市本町２－５－４　二階
薬膳イタリアンレストラン
LA ITAMESHIオーナーシェフ
国際薬膳食育師・薬膳調整師
松井　克行